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2006年07月10日

富士山学校が開校

静岡学ぶ:2006年6月16日
 ・ NPO法人「富士山測候所を活用する会」。
 ・ 15日、三浦雄一郎氏を校長に「富士山学校」を開校。
 ・ 約50人が参加。
 ・ 講師を務めた三浦さん「富士山からスキーで滑り降りた時には宇宙的な感覚に感動しながら滑った。富士山などの山に登ることが老化防止につながる」。
 ・ 浅野理事長は「山登りの健康への効用」の講演。
 ・ 高地民族に心臓病や高血圧症などの発症率が低い事例。
 ・ 富士山の自然や歴史、研究などについて理解を深めてもらう。
 ・ 来年3月まで「科学講座」を医学博士や気象予報士らが講師を務める。
 ・ 来年度以降も継続。

2006年07月03日

山開き

毎日静岡:2006年7月2日
 ・ 開山式では参加者約60人が登山者の安全を祈願。
 ・ 富士宮市観光協会は7〜8月で25万人の登山客を見込む。
 ・ 式では
    宮司による安全祈願
    小室市長「夏登山を開始します」
    グレアム・フライ駐日英国大使が招待された。
    富士市の秋山さん(57)「1年間の健康を祈って登ります」。
 ・ 静岡森林管理署の非常勤職員6人による「グリーン・パトロール」を初めて実施。
    臨時職員を募集した。
    3登山口と周辺国有林を9月末までパトロール。

毎日山梨:2006年7月2日
 ・ 1日、5合目(2305メートル)から山頂まで雨と強風、濃霧に包まれた。
 ・ 未明から山頂などで待機していた登山者500名は、ご来光を拝めず。
 ・ 午前5時ごろから天気が回復。
 ・ 5合目の小御嶽神社では「夏山開山祭」。
    5合目観光協会メンバーが神社の守り神、大(だい)天狗と小天狗に扮した。
    富士山型の富士型御輿
    担ぐ女性ら同協会員、同神社崇敬者の男女約50人が集合。
    鳥居に張られたしめ縄を大天狗が斧で断つ。
    「わっしょい」の掛け声と共に6合目まで練り歩いた。
 ・ 千葉県の佐瀬さん(56)「富士山を訪れるのは初めてで、ご来光を楽しみにしていたのに」。

読売静岡:2006年7月2日
 ・ 5合目駐車場は満杯。
 ・ 東京都の名古屋さん(47)はこの日の登頂が113回目。
    午前6時に5合目を出発、正午ごろ剣が峰に到着。
 ・ ガスの切れ間から伊豆半島や駿河湾、南アルプスが見渡せた。
 ・ 名古屋さん「登れば登るほど富士山が好きになっていきます。雨も降らず、快適でいい登山でした」。
 ・ 新6合目「宝永山荘」の渡井さん(65)「未明から団体客を含めると300人以上が登った。天候に恵まれる、いいシーズンになってほしい」。
 ・ 県によると、富士宮8合目以上は7月中旬に解除の見込み。

読売山梨:7月2日
 ・ ひたちなか市の佐藤さん(21)「ご来光は見ることができなかったけれど、日本一高い山の頂上まで行けただけでも良かった」。
 ・ 県と友好県省協定を結んでいる中国四川省の高校生20人と県内高校生20人による「日中平和富士山登山」を山開きに合わせて実施。
 ・ 四川省の唐立(トーリー)さん(14)「みんなで協力して富士山に登れてとても楽しかった」。
 ・ 6合目の富士山安全指導センターでは焼却式トイレ設置作業が進む。
 ・ 8合目の山小屋では30日の宿泊者が約150人(?)。

産経静岡:7月2日
 ・ 富士宮口8合目以上の規制のため、途中で引き返した人も多かった。
 ・ 首都圏から訪れたグループ「天候が良くないが快晴よりも登りやすかった」。

産経山梨:7月2日
 ・ 茨城県の香山さん(65)「ご来光が見られずに残念。現役をリタイアしたが体力があれば再挑戦したい」。
 ・ 雨は午前7時ごろに止んだ。
 ・ 富士吉田市の「歴史の道を再発見 歩こ!富士山」に約20人が参加。

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2006年06月07日

富士山学校・科学講座

東京科学:2006年6月6日
 ・ 日時:6月15日16〜18時
 ・ 場所:新宿区西新宿6、新宿アイランドウイング7階
 ・ 内容:
   プロスキーヤー三浦雄一郎さんの講演
   「エベレストへかける夢−究極のアンチエイジング」
   浅野勝己筑波大名誉教授
   「山登りの健康への効用」
 ・ 主催:NPO法人「富士山測候所を活用する会
 ・ 7月以降、測候所の現地見学も計画。
 ・ 問い合わせ:同会東京事務局。03・3265・6701。

富士山測候所を活用する会シンポ

中日静岡:2006年5月28日
 ・ 富士山測候所について元所長らが話し合うシンポジウム
 ・ 26日夜、東京都内で開催。
 ・ 研究拠点としての活用に期待する声が相次ぐ。
 ・ 市民や関係者ら約110人が参加。
 ・ 1973年に建替えた庁舎の工事責任者だった伊藤庄助さん(73)
 ・ 元所長の福島晨次さん(63)、手塚正一さん(63)
 ・ 伊藤さん「新幹線を造っている工場の中でアルミ(合金)の建物を造った」。
 ・ 福島さん「器(建物)は確かに丈夫だが、送電線はもう更新しなければならない時期に来ている」。
 ・ 手塚さん「研究者には五年、十年計画で終わりではなく、長く使ってもらいたい」。
 ・ 伊藤さん「大自然の中で多方面にわたって研究することはすばらしい。観測タワーとして成果を期待している」。

2006年05月29日

富士が雪化粧

朝日山梨:2006年05月26日
 ・ 最近は5合目以上も半分ほどの山肌が見えていた。
 ・ 24日の夕から夜にかけて降った雪で5合目付近から山頂にかけて真っ白に。
 ・ 富士吉田市富士山課「真冬に近い姿。この時期では極めて珍しい」。

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2006年05月20日

富士山測候所を活用する会

静岡社会:2006年5月19日
 ・ 気象庁の平木哲長官の17日の定例会見。
 ・ 富士山測候所の有効活用を探る同庁設置の検討委について。
 ・ メンバーに、NPO法人「富士山測候所を活用する会」を加える。
 ・ 同施設の維持、管理の受け皿機関を目指して発足した同会。
 ・ 庁舎有効活用か、廃止(撤去)するか、できる限り早期に方向性をまとめたい考え。
 ・ 結論の目標時期などは明らかにせず。
 ・ 長官「NPOの考えをよくうかがい、検討を進めていく。測候所庁舎は国の持ち物であるから、(気象庁だけではなく)財政当局ともよく相談していただく必要がある」。
 ・ 検討委の昨年3月の中間報告:同法人や静岡、山梨両県などが提案している大気化学や高所医学などの「極地高所研究拠点」とすることを利用の第一候補。
 ・ 施設の管理主体が課題として残り、協議が停滞。
 ・ 同庁が政府に提出した公務員削減案
     今後5年間に御前崎など全国46カ所の測候所を原則廃止
 ・ 長官「サービスレベルが低下するものではない」

2006年05月18日

測候所を今後5年間で原則廃止

中日政治:2006年5月14日
 ・ 全国46カ所にある測候所。
 ・ 政府の「行政減量・効率化有識者会議」に出した公務員削減案に明記。
 ・ 廃止に向け、問合せ対応、自動観測システムの導入などを促進。
 ・ 地域防災活動にも役割を果たしてきた測候所の全廃には、反対も出そう。
 ・ 46カ所は富士山、御前崎、松本、飯田、軽井沢、輪島、尾鷲など。
 ・ 46の測候所に関係する要員は現在計454人。
 ・ 観測システム導入による無人化などで338人を削減方針。

2006年05月08日

吉田口8合目で滑落死

読売社会:2006年5月3日
 ・ 3日13時半ころ、山梨県側の8合目付近で男性が滑落。
 ・ 登山者が目撃、110番通報。
 ・ 県警のヘリで病院へ運ばれたが、頭などを強く打っており、午後5時ころ死亡。
 ・ 富士吉田署で身元確認中。
 ・ 70歳前後で、単独登山とみられる。

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2006年05月06日

異常な多湿

東京新聞:2006年5月2日
 ・ 無人化の富士山測候所
 ・ 昨年に続き今春も突出した多湿。
 ・ 平均湿度は3月、4月とも平年を大幅に上回った。
 ・ ヘリコプター取材では、観測装置周辺が分厚い氷雪に覆われている。
 ・ 外気の湿度を正しく観測していない可能性。
 ・ 平年の平均湿度は、3月56%、4月59%。
 ・ 今年は3月76%、4月79%。
 ・ 無人化を境に昨年から跳ね上がった。
 ・ 冬型の気圧配置でさえ高い湿度が長時間続く。
 ・ 観測装置周辺が、氷雪に分厚く覆われている。
 ・ 氷雪は、無人化前は職員が頻繁に取り除いていた。
 ・ 富士山測候所「何が起きているのか、ここでは分からない。観測装置は正常に稼働しており、故障はしていない」。
 ・ 庁内「周りを氷や雪に覆われて、きちんと外気に触れていないなど、観測環境が悪化しているのではないか」との指摘。
 ・ 森田正光さん「測器は壊れていなくても、それで何を測っているかが問題」
 ・ 「同じ環境で測る気温データの信頼性も疑われる」
 ・ 「“観測魂”にもとる話だ」
 ・ 「測候所の無人化や筑波山のアメダス廃止など、貴重な観測をどんどん切っていけば、いつか倒壊するのではないか」

2006年05月04日

ドーム館入館20万人

山日:2006年04月29日
 ・ 入館者が28日、20万人に達し、記念セレモニー。
 ・ 20万人目の入館者は東京都の3人。伊東市に出掛ける途中。
 ・ 市長から花束やホテル宿泊券など贈呈。
 ・ レーダードーム館は、35年間活躍したレーダーを復元し、2004年4月オープン。
 ・ 開館から約2年で20万人。

富士山測候所を活用する会

静岡社会:2006年5月3日
 ・ 研究者らで組織する「富士山測候所を活用する会」(会長・中村徹元運輸事務次官)。
 ・ 2日までに、内閣府からNPO法人の認証を受けた。
 ・ 公的な認証を受けたことで、管理・運営の受け皿になることを目指す。
 ・ 平成16年10月に72年にわたった有人観測業務を終えた測候所。
 ・ 気象庁が設置した検討委が協議するが、結論は出ていない。
 ・ 同会の目的:富士山測候所を学術研究・教育などの分野で、広く国民に開かれた施設として有効活用すること
 ・ 活動内容:測候所を活用した科学・学術的事業や、環境教育事業、人的ネットワーク
 ・ 認証を受け、26日午後4時から新宿で設立総会と記念対談会。
 ・ レーダードーム建設に携わった建設会社員や測候所長らが語る。入場無料。

2006年04月29日

男性滑落、骨折

山日:2006年04月27日
 ・ 26日13時半ごろ、登頂後、8合目(標高3020m)付近で滑落。
 ・ 甲府市の会社役員男性(47)が単独下山中に。
 ・ 左足首を骨折。119番→県警ヘリ「はやて」が救助、病院へ。
 ・ 登山開始は同日6時半ごろ。
 ・ 風で飛ばされたゴーグルを拾おうとして、バランスを崩した模様。
 ・ アイゼンなど冬山装備は着装していた。

2006年04月26日

宝永山で遺体発見

静岡社会:2006年4月23日
 ・ 千葉県木更津市に住む32歳の公務員の男性。
 ・ 22日早朝に「富士山の写真を撮りにいく」といって自宅を出たが、夜になっても帰宅せず。
 ・ 携帯電話でも応答なし。
 ・ 男性の車は御殿場口で発見。

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2006年04月15日

レーダードーム館、指定管理者制度へ

山梨日日:2006年04月14日
 ・ (財)富士吉田コンベンションビューロー(理事長は市長)が8月末で解散することが決定。
 ・ 市観光協会と再編統合した新財団を設立、9月から業務移行。
 ・ 国際会議誘致が低調で、組織再編。
 ・ 新財団は引き続き観光振興や国際会議誘致などを進める。
 ・ 現在の財団は1991年に北ろく7市町村や県、富士吉田商工会議所や民間企業などが基本財産1億3000万円を出して設立。
 ・ 市は富士山レーダードーム館、道の駅、富士山アリーナの3施設について、指定管理者制度を導入する。
 ・ 道の駅は今のところ、現在の財団が運営を受託していて、新財団は指定管理者受託も視野に入れているとみられる。

2006年03月09日

スペイン人が滑落死

日刊スポーツ:2006年3月8日
 ・ 8日昼前、下山した登山者が宿泊先のホテルを通じ富士吉田署に通報。
 ・ 「スペイン人パーティーの仲間が滑落した」
 ・ 午後2時20分ごろ、県警のヘリコプターが男性の遺体を6合目付近で発見、収容。
 ・ マドリード在住の会社員、エンリケ・エビア氏(40)。全身を強打、即死の模様。
 ・ 5日に来日、6日にスペイン人の仲間4人と登山を開始。
 ・ 7日に登頂、下山中の午後3時半ごろ、8合目付近から7〜800メートル滑落。
 ・ 冬山経験は豊富、しかし左右のアイゼン同士が引っ掛かり転倒した模様。

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