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スペイン人が滑落死

日刊スポーツ:2006年3月8日
 ・ 8日昼前、下山した登山者が宿泊先のホテルを通じ富士吉田署に通報。
 ・ 「スペイン人パーティーの仲間が滑落した」
 ・ 午後2時20分ごろ、県警のヘリコプターが男性の遺体を6合目付近で発見、収容。
 ・ マドリード在住の会社員、エンリケ・エビア氏(40)。全身を強打、即死の模様。
 ・ 5日に来日、6日にスペイン人の仲間4人と登山を開始。
 ・ 7日に登頂、下山中の午後3時半ごろ、8合目付近から7〜800メートル滑落。
 ・ 冬山経験は豊富、しかし左右のアイゼン同士が引っ掛かり転倒した模様。

読売山梨:7日
 ・ 8合目の下山道から約800メートル下の地点で発見。
 ・ エンドリケ・エビア氏。
 ・ 6日に入山。6日はビバークし、7日に登頂。
 ・ 富士吉田署によると、4合目以上はこの時期、雪が凍りついてアイスバーン状態になっており、非常に滑りやすい。
 ・ 5人は冬山経験が豊富で、装備も万全だったという。
 ・ 富士山の遭難事故は今シーズン初。昨シーズンは2件発生、2人死亡。