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2007年06月30日

延広禎一

赤富士や乾されてありし万祝着

2007年06月29日

正富汪洋

トルストイを友といはむにわれおもな富士の東に爪喰(は)みて居る

2007年06月28日

石榑千亦

萬(よろず)のものみなひそまりて天つちは一つの不二となりにけるかも

2007年06月27日

服部躬治(もとはる)

富士道者つらなりわたる並木路の並松が上に蝉鳴き喧騒騒ぐ

凝り成せる豊旗雲の凝りあへぬすこしの間に富士の遠山

遠富士は闇のあなたに月かげは闇のこなたにわれは殿戸に

相客となりし昨夜(ユフベ)の人も亦駕を出でたり富士見ゆる茶屋


「富士百首」より
手に撫でて神世の昔わが問へば巌もの言はずただ風に吼ゆ
この山しまこと扇の形ならばここや要のあたりなるらむ
ここにしてわが吹く息の狭霧より八州の野に雲満つらむか
火を噴かむけはひもあるを静なる山の姿と誰か見るらむ
足下にはたたく神の声すなりなゐかふるらむ四方の国原
見かへれば雲より外のものもなしいづこより来しわが身なるらむ
よぢていなば天知るべきをいつの世にとだえけりせむ雲の桟橋
白雪をかざみにかめば鉄のわが骨軽くなりにけるかな
わが心今ぞたらへる家に在りてよそに仰ぎし天雲の上に
かぐづちの血しほやここにたばしりし五百津磐村(イホツイハムラ)煙わきのぼる
手をのべて取らばやとしもおもふ哉ななめになりぬ北斗七星
文机に載せて見るべくこの山の形に似たる石や拾はむ
高らかに歌ひて居れば白雲のわれをはばかりて遠ざかりゆく
富士が根に煙はたたず然れども底の思ひはもえまさらずや

2007年06月26日

白鳥省吾

生れ故郷の栗駒山はふじのやまよりなつかしや

2007年06月25日

教科書

富士山」(よみかた四)
どこから 見ても、いつ 見ても、富士の お山は 美しい。
白い おうぎを さかさまに、かけた 下から 雲が わき、
すそ 引く はての 松原に、太平洋の 波が 立つ。
やさしいようで おおしくて、
とおとい お山、神の 山。
日本一の この 山を、世界の人が あおぎ見る。


富士の山」(うたのほん)
○大昔から 雲の上、雪をいただく 富士の山
 いく千まんの 国みんの 心きよめた 神の山。
○今、日本に たずね来る よその国人 あおぐ山。
 いくまん年の のちまでも、世界だい一、神の山。

2007年06月24日

天田愚庵(天田五郎)

ふじかねにのぼりて四方の国みるもまづふるさとの空をたずねて

2007年06月23日

藤森朋夫

「長野県立諏訪実業高等学校 校歌」
○朝な夕なに 仰ぎみる
 芙蓉の峰は 永久に
 湖畔に青き 科の木を
 象徴となせる 吾が心
 日々に励みて 進まなむ

※3番あるうちの2番
※作詞藤森朋夫/作曲信時潔

2007年06月22日

大江文坡

「成仙玉一口玄談」
今眼前に見るを以て、実に世界に是のごとき銀河ある事を知る。我等前年諸国を巡りし時、大人国といふ国へ行て見るに、麦畠は日本の竹林のごとく、松、杉、檜等を始め一切の樹木が、すべて其周囲半町巡り壱町廻りほどあるなり。商家の家といふが、大概大仏の堂程あり。山といふほどの山は、皆富士山ほどありて、軒下のしよろしよろ流れといふが、安倍川、淀河、天竜川程ありし。其国の男も女も、長が五丈四五尺から六丈有余もあり。大男といふは七八丈ほどもあり。

2007年06月21日

太田文萠

赤富士へ百千鳥声を惜しまざる

2007年06月20日

植村よし子

赤富士へ漕ぎ出したる湖の秋

2007年06月19日

若林貯水

「神奈川県大和市 新大和音頭」
○ハー
 空の港で 世界に知れて
 今をときめく 旭の出の大和
 サテ
 大山の向こうの あの富士山
 いつも大和を のぞいて晴れる
 朝な夕なの 薄化粧
 ソレ
 大きな大きな 和で踊れ

※4晩あるうちの2番
※若林貯水作詞/清水保雄作曲

2007年06月18日

Annie Lennox

「Syracuse Lyrics」より
○Voir les jardins de Babylone
 Et le palais du Grand Lama
 Rever des amants de Verone
 Au sommet du Fuji Yama...

※4番あるうちの2番。

2007年06月17日

白石昴

富士ヶ嶺は駿河の国のただ中に大地の力もりあがり立つ

2007年06月16日

武田久吉

「ヒマラヤの意義」
最高峯Everestは高距実に二万九千二百尺、富岳を二倍して且つ加ふるに大山を以てしても、尚低きこと一百尺、四時雪を冠し未だ嘗て絶えず。

2007年06月15日

勝承夫

「神奈川県三浦市立初声中学校 校歌」
○清き相模の 大宮に
 若き叡智の 光り満ちて
 むらさきかすむ 富士天城
 純情きえて 契る我等

※勝承夫作詞


「神奈川県立三崎高等学校 校歌」
○緑はるかに雲こえて 輝く天城夢見る富士よ
 高き理想をおいてゆく 我等の友は親しく強し
 三崎高校幸ある我等

※作詞勝承夫/作曲小村三千三
※3番あるうちの2番


「山梨県立塩山高等学校 校歌」
○みのる葡萄に 青春の
 思を語る 甲斐の若人
 富士に理想の光を仰ぎ
 真理を追ひてはてなくすすむ
 塩山高校 永久に栄えあれ

※3番のうちの3番
※作詞勝承夫/作曲下総皖一


「富士市立元吉原中学校 校歌」
○若い生命が 明るくもえる
 希望の青空 濃青の海原
 夢大らかに 富士が嶺
 叡智の姿 澄むところ
 庭あり自治の 花ひらく
 元吉原よ かがやく母校

※3番のうちの1番
※作詞勝承夫/作曲高木東六


「横浜市立神奈川中学校 校歌」
○仰ぐ紺碧 希望の光
 丘はわれらの 夢湧くところ
 清き富士ヶ根 見晴らす窓に
 燃える純情 みなぎる力
 神奈川中学 幸ある母校

※3番のうち1番
※作詞勝承夫


「横浜市立綱島小学校 校歌」
○朝雲に 夕雲に
 輝く富士ヶ嶺 心の友よ
 かわらぬ姿 きよらかに
 仰ぐ綱島 わが母校
 その名讃えて
 歌おう われら

※3番のうち3番
※作詞勝承夫/作曲小出浩平


「横浜市立中山中学校 校歌」
○みどり輝き 風薫る
 希望の丘に 花開く
 武相の山と 富士ヶ根
 こころの友と 親しみて
 伸び行くわれら わが母校

※3番のうち1番
※作詞勝承夫/作曲小村三千三


「横浜市立浅間台小学校 校歌」
○港の空は はてもなく
 夢がひろがる 青い空
 富士もほほえむ浅間台に
 われらはのびゆく 若鳥小鳥
 あすの日本に 飛び立つ力

※3番のうち1番
※作詞勝承夫/作曲松井健祐


「横浜市立白根小学校校歌」
○丹沢 箱根 富士の空
 夕日にはえて 夏の日も 冬の日も
 白根は楽しい あすを待つ
 子どもの希望 かがやく広場
 はえのまなびや 歌おうわれら

※3番のうち3番
※作詞勝承夫/作曲井上武士


「横浜市立希望ヶ丘小学校校歌」
○はるかに富士も 大山も
 はれて夢見る 子どもの世界
 あすをまつ 健康な
 この気風 この学校
 希望ヶ丘のさちあるわれら

※3番のうち3番
※作詞勝承夫/作曲井上武士


「神奈川県大和市歌」
○風光る 風光る
 さわやかな 緑の大地 英気いまみなぎる ところ
 富士阿夫利清く そびえて ここにあり
 躍進のまち わが大和市 われらの大和市

※3番のうち1番
※作詞勝承夫/作曲井上武士


「小平市小平第三中学校 校歌」
○朝に夕べに 美しい
 富士がはるかに
 広い世界を教えてる
 あこがれの わく泉
 やりとげる この気風
 第三中学 たのしく永遠に
 はえて輝く われらの母校

※3番あるうちの3番
作詞勝承夫/作曲平井康三郎


「小平市小平第一中学校 校歌」
○つらなる多摩の丘越えて
 ほほえむ富士よ 澄み渡る峰
 小平一中 幸ある我等
 変わらぬ誠 たたえて常に
 交わす友情 平和の理想

※3番あるうちの2番
※作詞勝承夫/作曲下総皖一


「法政大学 校歌」
○若き我等が命のかぎり
 ここに捧げてああ愛する母校
 見晴るかす窓の富士ヶ嶺の雪
 螢集めむ門の外濠
 良き師良き友集い結べり
 法政 おお わが母校
 法政 おお わが母校

※2番あるうちの1番
※作詞勝承夫/作曲近衛秀麿


「駅伝を讃えて」より
○若い豹は春の象徴
 君たちが走ると
 東海に春がよみがえる
 富士はおおらかに微笑み
 相模の海は夢多い調べをおくる

※最初の部分
※作詞勝承夫


「星薬科大学 校歌」
○望み見る 遙かなる
 大富士ヶ根は 英気に満てり
 錬成の姿は勢う
 清秀の友等 ここに励しむ
 これぞわが母校 熾なり星薬大

※4番あるうちの4番
※勝承夫作詞/山田耕筰作曲


「東京都立昭和高等学校 校歌」
富士は茜に 秩父は暮れて
 映える武蔵野 平和みなぎる
 若き叡知の 星座のもとに
 明日の文化を われら築かむ
 美しき自治の庭 昭和高校
 永遠に栄えよ われらが母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三朗作曲


「東京都立武蔵丘高等学校 校歌」
○鳥のゆくへは 秩父か富士
 空をあおげば 心はをどる
 高き文化を目ざして進む
 純情の道 自治の学舎
 おお 誇りあり わが母校

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/安部幸明作曲


「東京都立志村高等学校 校歌」
○あこがれの 雲映えて
 見よ澄みわたる 富士ヶ嶺秩父
 明日の世界を 楽しく描く
 純情の 歌もひびくよ
 美しき 理想の泉
 志村高校 永遠に幸あれ

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/下総皖一作曲


「荒川区立第三中学校 校歌」
○曳船の音冴えて
 見はるかす富士筑波
 昔も今も汐入は
 希望ゆたかに新しく
 平和の文化築く町 
 友情燃えてのびゆくわれら

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/中田喜直作曲


「栃木県小山市立小山第二小学校 校歌」
○映えよ輝け 富士筑波
 小鳥も勇む 桜の空は
 いつも力の みなぎる広場
 歌おうよ  この窓を
 小山第二は 栄えある母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/井上武士作曲


「江戸川区立篠崎第二小学校 校歌」
○はるかな富士と はるかな秩父 はるかに注ぐ江戸川を
 友として 心も清く清らかに
 日本の明日を担うもの 篠崎第二 栄ある母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/小出浩平作曲


「埼玉県坂戸市立住吉中学校 校歌」
○純情の 友つどう
 若き感激 つねにみなぎる
 秩父の雲に 富士が嶺
 はるかに目指す 理想を語る
 夢あり われら ともにゆく
 平和の道よ はてなき未来

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/下総皖一作曲


「東京都立葛飾野高等学校 校歌」
○雲をうかべて ほほえむ富士
 叡智のひとみ はるかにそそぐ
 夢多き日の 友美しく
 われら純情 自立の気風
 誓う葛飾野 われらがほこり

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/団伊玖磨作曲


「川崎市立井田中学校 校歌」
○若き日の喜びを
 歌えよたたえよ柳の下で
 井田にみなぎる自立の精神
 見晴らす富士に栄光を
 誓う学舎我等が母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/高田信一作曲


「千葉県松戸市立常盤平中学校 校歌」
○さわやかな 青空よ
 なごやかな そよ風よ
 富士も筑波も はるかに晴れて
 空は大きい みどりは清い
 楽しい大地 常盤平
 わが中学に 集まる光よ

※3番あるうちの1番
※勝承夫作詞/市川都志春作曲


「川崎市立東住吉小学校 校歌」
○青い大山 白い富士
 われらの窓に 希望みなぎる
 みんな なかよく たゆみなく
 あすの平和を 築くもの
 東住吉 はえある 母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/村井恒雄作曲


「埼玉県さいたま市立大東小学校 校歌」
○広い世界を 目指していくよ
 小さいつばさに あふれる夢よ
 はるかな秩父 富士までも
 ひびく歌声 はつらつと
 勇む大東 栄あるわれら

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/中田喜直作曲


「千葉県船橋市立二宮小学校 校歌」
○霞む筑波よ ほほえむ富士
 高い雲間に さえずるひばり
 夢もひろがる 二宮に
 あすの日本を うけついで 
 いつもたゆまず やりぬくわれら

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「埼玉県立所沢高等学校 応援歌」
○映えよ富士ヶ根輝け秩父
 若い翼の巣立ちの空ぞ
 おお我等所沢高
 青春の命はばたく
 おお我等所沢高

※4番あるうちの3番
※勝承夫作詞/牧野知成作曲


「葛飾区立道上小学校 校歌」
富士が呼んでる 大空遙か
 世界の友も呼んでいる
 われらは仰ぐ平和の光
 つなぐこの手に道上の
 誇る自立の誓いがこもる

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/芥川也寸志作曲


「東京都葛飾区立亀有中学校 校歌」
○夕べ遥かに 富士映えて
 明日の平和を 楽しく描く
 届け感激の この歌声よ
 希望の雲の 輝くところ
 亀有中学 栄あり永遠に

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/団伊玖磨作曲


「大田区立東調布第三小学校 校歌」
○明るい光 満ちわたる
 鵜ノ木の丘は 希望の広場
 富士もはるかに呼ぶところ
 楽しい学校 東調布
 第三 第三 われらは進む

※3番あるうちの1番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「東京都小金井市立小金井第三小学校 校歌」
富士もはるかによんでいる
 世界の友も よんでいる
 小金井第三 自立の気風
 明日の日本の 花がさく
 たのしい庭よ わが母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「神奈川県伊勢原市立大田小学校 校歌」
○大山 丹沢 富士 箱根
 つらなる山も晴れやかに 美しく
 相模は夢のわくところ
 元気に育つ なかよしの
 大田のこどもは 明るく強い

※3番あるうちの1番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「台東区立忍岡中学校 校歌」
○霞む野を越え はるばると
 富士も筑波も 楽しくほほえむ
 明日待つ雲は 晴れやかに
 いまわが窓に 新しく
 栄えある未来 目指して進む
 忍岡の われら幸あり

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「練馬区立大泉南小学校 校歌」
○大きくのびよ そだてよと
 はるかな富士も よんでいる まねいてる
 なんでもやりぬく こどもの意気の
 あふれる泉 大泉
 南のわれらは 素直で強い

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「千葉県我孫子市立我孫子中学校 校歌」
富士ヶ峰とおく 夢をよび
 緑の山河 春をよぶ
 希望の光 仰ぎつつ
 純情もゆる 若人が
 あつまる我孫子中学校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/中山晋平作曲


「LaLaLa…City Song(東京都小平市 市歌)」
○かおるそよ風 茶の花越えて 
 清き富士ヶ根 輝く御獄
 光みなぎる小平に
 人等集まり 新しき
 平和を目指し 楽しく進む

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/下総三貂邏


「下妻市立千代川中学校 校歌」
○ひばりの歌よ 麦の波
 秋は果てない みのりの広場
 みのりの世界
 富士の夕空 はるばると
 理想を高く えがくもの
 意気あり千代川 輝くわれら

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「練馬区立豊玉第二中学校 校歌」
○きょうは学びの 庭の友
 明日は世界に雄飛する 友となる
 はるかに富士も よぶところ
 自立の気風 うけついで
 豊玉二中 栄えある母校

※3番あるうちの3番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲


「静岡県立伊東商業高等学校校歌」
○白い雲 青い海
 はるかに富士も呼ぶところ
 明日まつ われら開拓の 誓い新たに
 情熱の わきあがる
 この胸と この大地
 伊東商校 ゆくてはてなし

※3番あるうちの2番
※勝承夫作詞/平井康三郎作曲

2007年06月14日

丹波真人

富士市すぎ富士宮すぎ富士参道登りてゆけど富士は雲の中

2007年06月13日

山中智惠子

心澄みすべなかりける富士の雪あはきくれなゐのちかづくとみて

2007年06月12日

三浦勲

赤富士の病む身を浄む刻一刻

2007年06月11日

風間誠之

「静岡県立富士東高等学校 校歌」
芙蓉の峰に 抱かれて
 日輪昇る 東雲に
 使命栄えある若人が
 理想はるけく 剛き身に
 新しき世を 築くかな
 いざ吾ら 強く 気高く
 伸びゆかむ
 永久に栄えむ 富士東高校

※3番のうち3番
※作詞風間誠之/作曲渡瀬祥光

2007年06月10日

村松喬

「静岡県立静岡高等学校 希望の歌」
○烈日に 鍛えつつ
 寒風に 耐えし身を
 勲しは 富士より高く
 業の花 いま開く
 望みを いざ歌え高らかに
 勝利はつねに われらのもの
 静高 おお精鋭の群れ 静高 静高

※3番あるうちの2番
※作詞村松喬/作曲小山章三

2007年06月09日

山田あき

二階より富士のいただきその雪を見ておりわれの死をぞ濃くする

2007年06月08日

田中水桜

柚子は黄に富士を神とす九十九谷

2007年06月07日

丸山薫

「静岡県立榛原高等学校 校歌」
秀麗富士に理想を仰ぎ
 悠久大井の語るを聴かん
 山河明媚を誇れる国に
 花さく園はわれらがつどい
 六棟窓にはげみあり
 まなびは高く真理を拓く

※3番のうち1番
※作詞丸山薫/作曲平井康三郎

2007年06月06日

吉丸一昌

「静岡県立静岡高等学校(旧制静岡中学) 校歌」
○岳南健児 一千の
 理想は高し 富士の山
 八面玲瓏 白雪の
 清きはわれらの こころなり

※4番あるうちの1番
※作詞吉丸一昌/作曲島崎赤次郎

2007年06月05日

喜田川守貞

「守貞謾稿」(守貞謾稿)
五月晦日、六月朔日ノ両日、江戸浅草、駒込、高田、深川、目黒、四ツ谷、茅場町、下野小野照(以上八所トモニ江戸ノ地名也。並ニ冨士山ヲ模造シテ、浅間ノ神を祭レリ。平日ハ、此模山ニ登ルコトヲ聴サズ。此両日ノミ、詣人ヲ登ス。蓋、駒込ヲ江戸ノ本所トス。)等ノ富士詣テト号テ、群参ス。各所、必ラズ麦藁制ノ蛇形ヲ、生杉枝ニ繞ヒタルヲ賣ルニ、大小アルトモ皆同制也。富士詣ノ方物トス。
或書曰、宝永中疫病行レ、緒人患(レ)之。干時駒込ノ農夫喜八ナル者、麦ワラ制の蛇ヲ、冨士辺ノ市ニ賣ル。買(レ)之者皆必ラズ疫病ノ患ヲ除ク。依(レ)之テ、以後毎年今日、専ラ賣之。又曰、当時ハ、遠近ヨリ冨士詣ノ童子、専ラ披髪ニテ行ク云々。
又曰、享保二年始テ、銕炮洲ノ船松町ヨリ花万度ヲ、毎年今日、駒込冨士権現ニ献ズ。
塵塚談曰、駒込冨士権現祭、五月晦日ヨリ六月朔日迄参詣夥シ。予、若年ノ比ハ、俗間ノ童子等、参詣ニハ皆、髪ヲアラヒ、油元結ヲ用ヒズ、散髪ニシテ詣デシガ多カリシ。近年、右躰ノ童、更ニ見ヘズ。移リ代ル世ノ有サマ、斯ノ如シ云々。

※上記の(レ)は、レ点を表した。

昔は京坂の昆布店に 板を富士山の形に造り采りて招牌とす。文政の始めまで 大坂順慶町堺筋南西角にこぶ店あり。その所に不二の看板ありしを 予幼年に見覚へあり。その他にもありしならん。古き小唄に 大きいもので云ふなら弓削の道鏡 名も高き千石船の帆柱か。奈良の大仏二王さまアリヤ。九文竜に釈迦ヶ岳。富士の山をばちよつと片手に提げまする。それは昆布ヤノ掾ジヤイナ(九文竜釈迦ヶ岳、二人角力の名)。

2007年06月04日

野口米次郎

「自然の慈悲」
八合目から九合目に至る金屎(かなくそ)のやうな焼石の合間から、
イタドリが咲いています、君、この花を見たことがありますか、
虎杖と書いた植物で Polygonum Cuspidatum が原名ださうです、
葉は長楕円形状、花は玉子色、
希薄な空気を吸つて雲や風で洗はれるせゐでもありませうか、
温室育ちに相応(ふさは)しいような綺麗に澄んだ色をして居ります、
考えて御覧なさい、一万尺以上に高い山なのですよ………
それにこんな血の無い焼石にも花を育てる力があるといふことを、
だれも自然の威嚇(いかく)と同時にその恵深さを驚かずには居られますまい。
それからご承知のやうに、頂上に、金明水銀明水の泉があります、
苦しんで上つた人でないと、この冷たい甘さは分りますまい、
一万幾千尺の絶頂でさへ水を飲むことが出来るといふことが、
尊い神様の有難さでなくて何であらう、君、さう思いませんか。
私共のやうに幾万人の一人としてこの山に上り、
綺麗な虎杖を眺めても乃至は頂上の冷水を飲んでも、
普通の感激以上に何物も感じないかも知れません、
然しですね、若し君が幾千年前の人間であって、始めてこの山に上り、
絶頂に近い焼石の角から君を迎へる虎杖を見たとしたならば、
或は金明水なり銀明水なりを偶然に絶頂で発見して君の乾いた唇を湿(しめ)したとするならば、
どんなに君は感激の涙を流して神様の慈悲を謝するでありませう。
私は私共末世に産れたものの感激の領土は狭められたといふことを悲みます、
私唯一の希望は、神様が産みつけたもともとの人間に帰つて、
人間が愚にも失った感激の領土を取りかへしたいのであります、
少くも私は万葉時代の人間に立ちかへつて、(君もさうおもふでせうが、)
月や花や自然の現象から真実な感激を体験したいと希望いたします。

2007年06月03日

作詞者不明の校歌

「東京都足立区立第十一中学校 校歌」
○富士がねを空のはるかに いらか高きこの学びや
 いそしみてわれらきわめん 雲はあがる
 つとにたつべし たくましく今日を
 われらが足立 足立第十一中学校

※3番あるうちの1番
※作者不詳


「東京都足立区立梅島小学校 校歌」
○あしたに向こう 筑波山
 夕べにあおぐ 富士の嶺の
 けだかき姿 かがみにて
 われらが心を みかがまし

※3番あるうちの1番
※作者不詳


「広島県立広島皆実高等学校 校歌」
○ここぞふるさとの七つの川は
 つねに人の世のけがれをよそに
 水の面きよらにながれゆくなり
 友よ いざ友よ
 小富士に匂う さ翠に
 清朗の清朗の こころ力めん

※3番あるうちの2番
※作詞/広島皆実高等学校

2007年06月02日

折口春洋

富士が嶺に夕だち雲の移りゆく光りは消えて風冷ゆるなり

2007年06月01日

喜多村信節(喜多村■庭:きたむらいんてい)

「嬉遊笑覧」
相撲大全に、角前髪の角力取櫛をさすこと元禄年中に盛なりし云々。此事おぼつかなし。たまたま櫛をさしゝもありしなるべし。かく云ては多くさしたる様なり。さはあるまじきと思はるゝは五元集闘鶏句合素琴が句■勝鬨に毛なみを直す櫛もがな■判云。中入して手はじめなるに女房の後見とは心得ぬ業なり。
富士の烟のかひやなからん。力かひなく歯がみせらるゝぞかし。牝鶏晨すればわざはひ有とこそ伝へ侍れ。象もよくつながれ鹿必よると云る詞をしらば、さしぐしも心を付てつゝしむべし。