宗左近
「市川賛歌(透明の芯の芯)」
○夕焼け おお 生命が炎える
市川 夢の常夜燈
舞う 縄文の蛍たち
少女の乳首の尖きに富士とがり
恋の継ぎ橋に立ちすくむ若者の瞳に
どんな鳥が歌ってくれなかったろうか
幸福より長い永遠はありはしないと
市川 炎える生命
常夜燈の夢
○曙 いま 世界が垂直
市川 芯の芯の透明
はばたく 虹の風たち
恋の継ぎ橋を渡る若者の瞳に
尖りはじめる少女の乳首の富士
どんな光が祝ってくれないだろうか
永遠と瞬間の沸りあう今こそが未来と
市川 垂直が世界
透明の芯の芯
※作詞宗左近/作曲三善晃
※3番あるうちの1番と3番
※2006年6月23日までに死去されたとのこと(6月23日報道)。ご冥福をお祈りします。