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「友の訪ひし時詠みける(雑録)」から「和倉温泉に浴して」より 薬師の岳(やま)の峰高く 紫嵐(あらし)に袖をはらはんも こゝろもとなく弁天の 巌のかげにをりたては しらべしづけき磯馴松 下枝にかすむ能登富士や 闇の几帳の裾なかく 瀬嵐の森のつぎ/\に いつしか眠る浜千鳥
※早稲田文学、明治31年(1898)に収録。
投稿者: Owner 日時: 2006年07月23日 11:07 | この内容のURL