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草野心平

「東京電機大学 校歌」
○日輪は 天にかがやき
 白雲は 富士に沸きたつ
 朋がらよ 眉あげよ
 大いなる 歴史のなかで
 われら新しい 真理を創る
 東京電大 われらが母校
 ああ讃えん哉
 その伝統

※作詞 草野 心平/作曲平岡照章
※2番あるうちの2番。


富士山 作品第参」
劫初からの。
何億のひるや黒い夜。
大きな時間のガランドウに重たく坐る大肉体。
 ああ自分は。
 幾度も幾度もの対陣から。
 ささやかながら小さな歌を歌ってきた。
 しかもその讃嘆の遙かとほくに。
遥かとほくに。
ギーンたる。
不尽(ふじん)の肉体。
劼靴で鬚ぢ臉鎖澄


富士山 作品第肆」より
少女たちはうまごやしの花を摘んでは巧みな手さばきで花環を作る。それをなはにして縄跳びをする。花環が円を描くとそのなかに富士がはひる。その度に富士は近づき。とほくに坐る。