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「産卵せよ富士」より さへぎるものない 火の矢となって 富士の子宮を灼きにくる かの太陽の精子の流れよ プロメテウスは立ち去ったが 役の行者は今も健在 夜ごと夜ごと彼は走る 猿(ましら)のごとく 飛ぶごとく 「馬の背」の 「剣ケ峯」の 深さ二百メートルの火口壁で 行者は叫ぶ 鷲と風を
投稿者: Owner 日時: 2007年05月05日 00:07 | この内容のURL