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一本の襞初富士を支えたる
富士浮沈しつつ大寒林をゆく
遅月に富士ありキャンプ寝しづまり
富士雪解せり宝永は終んぬる
狐火のそのとき富士も空に顕つ
富士あざみより絮ひとつ小春空
着ぶくれて見かへる時の富士かしぐ
初富士の秀をたまゆらに山路ゆく
投稿者: Owner 日時: 2006年03月25日 22:27 | この内容のURL