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偏平に並べる小屋の遠くにていまいまし富士の雪は晴れたり
めずらしく晴れたる冬の朝なり手広の富士においとま申す
北斎は左利きなり雨雲の上から富士を書きおこしたり
八階の窓の向こうににこりと不二が笑ってのぼりおりたり
不二が笑っている石が笑っている笛吹川がつぶやいている
投稿者: Owner 日時: 2006年07月04日 20:12 | この内容のURL